相続税の計算は手順を守って行いましょう

相続税の計算を行うときには、手順をよく確認してから行うことが大切になります。
なぜなら、注意していないと、手順を勘違いしてしまうことが多々あるからです。
正確な計算方法では、まず、相続財産を全て合算して総額を出してから、課税対象とならない基礎控除分を差し引きます。
そして、その金額を法定相続分に分配するのです。
法定相続分は被相続人と相続人の間柄などによって異なります。
例えば、相続人が、被相続人の配偶者と被相続人の子どもだった場合には、配偶者と子どもで2分の1ずつ財産を分けます。
子どもが複数人いる場合には、子どもの相続分となる2分の1の金額をさらに人数分に分けることになるのです。
それから、分配し終えた金額それぞれに相続税の税率を掛けてから、全ての相続人の税額を足していくのです。
足し終わった金額が、相続税額の総額ということになります。
そして、この総額を、実際に受け取った相続財産割合に応じて相続人に分配していくことで、相続人それぞれが支払うべき税額がいくらになるかが求められます。
よく手順を確認していない方は、相続財産の総額から基礎控除分を引いたら、分配せずに税率をかけてしまうことがありますが、それでは正しい税額は求められません。
誤った税額で申告や納税を済ませた場合、後々、修正申告をしたり追加で納付を行ったりする手間がかかってしまうことに繋がります。
手順をいちいち確認をして計算を進めるのは少し面倒に思うかもしれませんが、余計な手間を増やしてしまうリスクを減らすためにも、ぜひ、気をつけてみてください。